ゴキゲンワークスについて
ストーリー
34歳のときにようやく気付いたコト
とあるヒトの講演会に、誘われるがままに参加したのは34歳の時でした。
その人の壮絶とも言える生きざまとメッセージに、今まで味わったことのない震える感情が体を突き抜けました。
フツーに小中高と過ごし、テキトーに大学に進学しました。
割とおとなしいタイプでしたし、それなりに真面目に生きてきたつもりでした。
夜間大学に通いながら、昼間はITベンチャー企業でバイト。
現場プログラマーから徐々にシステムエンジニアへステップアップ。
流れの速い業界なので、自費で本を買って勉強したり、常に新しい情報をキャッチアップしたり。
我ながら前向きでスバラシイ、なんて思っていました。
でも、実のところ、ずっと周りに流されていたようです。
その講演で聴いた、
「お金は入り口ではなく出口(=誰のために使うのか)が大事」「世の中の悩み事の大半は他人との比較」「最も大切なのは”何のためにそれをするのか?”という問い」
といった、今まで考えたことも無かったような様々な教えは、僕の心に突き刺さりました。
今まで、俺、何やってきたんだろう・・。
人との出会いで、大きな変化が訪れる・・。今振り返れば、まさに人生を変えた出会いでした。
この出会いをキッカケに、自分が何のために働くのか、何のために生きるのか、ようやく考えはじめたように思います。
それまでずっと、
出来るだけラクに、より高い給料がもらえたらいいなぁ。その為に勉強してスキルアップして・・
という、ぼんやりとではあるけれど「ゴールはお金。高い給料もらえるなら頑張ります。」っていう、テイクアンドギブの順序で考えていたようです。
生きていくためにはお金が必要。だからお金のために仕事をする。・・恐らく、殆どの人にとってはフツーで、自分自身も親から教わってきたこの考えは、本当は順番が逆のようです。
自分の好きなこと、得意なことで誰かを喜ばせる。
すると、その人が大喜びして、「ここまでして貰って、タダで済ますわけにいかない。頼むから受け取ってくれ!」と、感謝の言葉と共に報酬を頂く。
本来は、このギブアンドテイク(←この言葉自体は、どうも損得勘定を連想させるので、あまり好きな言葉ではないのですが)の順番だと思うのです。
エンジニアから商人へ
長い間、プログラマー・エンジニア・デザイナーといった、横書きカタカナ表記の職種に就いてきました。
何かをデザインしたり、創り出したり。プログラミングもデザインも、創造的で楽しい仕事です。
ところがあるとき、こんな体験をします。
ホームページの事で相談を受けていた●●さん。
ネットショップを運営されていて、既に売上の大半はネットからの注文とのこと。
「お客さんからこんな要望があったんです・・。どうしたらいいでしょう?」
「あ、それならそんなに難しくなさそうですね。僕がやりますよ。」
なんてやり取りしつつ、ボランティアのつもりで注文フォームを改善しました。
予想外に手間がかかったものの、喜んでもらえてホッと一安心。注文もしやすくなって、良い結果にもつながったようです。
いやー、良かった良かった。
ところがある日、家に帰ると、奥さんに呼び止められました。
「あ、今日ね、●●さんと言う方が訪ねていらっしゃって、何か置いていったよ。」
ん?なんだろ?
そう不思議に思って包みを開けると、中にはお礼と描かれたのし袋。さらに高級ハムの詰め合わせ。
しかも、のし袋には○万円が入っていました。
ここまで気を遣わなくて良いのに・・、ちょっともらい過ぎだよ・・。
と、そこまでして貰って申し訳ないという気持ちと、ありがたいようなくすぐったいような嬉しさと・・。
すぐにお礼の電話をしつつ、言葉に表しづらい幸せな気持ちを味わったのでした。
この経験は、静かに、でも力強く輝いていて、僕にとっての「”商売”って、こういうことを言うのかな」という原体験になっています。
歴史で習った士農工商という言葉では、商人の位置づけは一番下ですし、それまで「商売」という言葉に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。
なんとなくお金第一で卑しいもの、損得で考えるもの、といったネガティブなイメージがあったんです。
でも、次第にその考え方は薄まっていき、本来の「商い」というのは、
- 誰かの役に立つ
- その人が「ありがとう!ほんっとに助かった!!」と言って喜びながら、報酬を差し出してくれる
- その報酬を使ってさらに自分を磨いていく
という、善循環なのだ、という想いに変わっていきました。
どうやって売るか、という自分視点ではなく、どうやってお客さんを喜ばせるか。
それを考え、実行し続けていれば、知らないうちに商売は繁盛すると思うのです。
その具体的なやり方を自分で試行錯誤しているうちに、いつしか「商人」というセルフイメージが出来てきました。
商売繁盛ってなんだ?
商売繁盛=売上UP じゃない
お客さんとお話するときや、キャッチコピーを考えるときに「売上UP」というフレーズをよく使います。
商売をされている方には、やはり響きますし、分かりやすい言葉なので使う機会も多くあります。
でも、よく考えてみると、この言葉って「自分」と「お金」にしかフォーカスしていないんですよね。
自分の懐に入ってくる金額が増える。・・それはそれでもちろん嬉しいのだけれど、これって多分、目指すゴールを間違えてるなぁ、という気がしたんです。
お客さんという「人」を喜ばす。
その結果として、売上が上がっていく。
そんなことを考えつつ、「お客さんがたくさん増えてみんなが喜んでる」イメージのある「商売繁盛」という言葉の方が、なんだか好きなのです。
「仕事」と「お金」
「仕事とは何か?」について考えるようになったのは、恥ずかしながら、社会人になって随分時間が経ったとき。
今感じている仕事観を分かりやすく表現すれば、「周りの人を笑顔にすること」でしょうか。
実は、僕たちは長い時間をかけて洗脳されているんじゃないかと思うんです。
「どうやら学校を卒業したら、社会というトコロに出て、お金を稼がなくちゃいけないらしい」
「お金がなくちゃ生きていけないからね」
「仕事をすれば、お金が貰えるようだ」
と。
そして、「目的はお金を稼ぐこと。その為に仕事をする。」という順序で、ものを考えるようになるわけです。
でも本当は逆なんですよね。
誰かの役に立つ。
その人が喜んでくれて、その対価としてお金を頂く。
決して、「お金が貰えるなら仕事する」「お金を払ってる方が偉い」んじゃない。
理想論かもしれないけれど、そう思うのです。
商売繁盛への道のり
商売が繁盛している状態というのは、たくさんのお客さんに喜んで貰えた、その結果。
お客さんが喜んでくれて、自分も嬉しくなる。
お客さんがゴキゲンになって、「ありがとう、頑張ってね!」という気持ちと共にお金を手渡して下さる。
まずゴキゲンにすべきは、あなたのお客さんだと思うんです。
たくさんのお客さんをゴキゲンにする、その為に「集客」という考え方が必要になってきます。
あなたのことを「知らない」から「知ってる」へ。
さらに、「興味がある」→「買ってみる」→「気に入ってもう一度買う」→「ファンになる」へと続いてもらう。
こういった導線を設計して、「繁盛する仕組み」を提案させて頂いています。
ネットで商売繁盛?
最近では、ネット上のコミュニケーションが主流になってきました。
ですが、あくまでも「人とのつながり」が主体であり、ネットもSNSも単なる手段であることを忘れてはいけないと思うのです。
「●●●を使えば売れる!」みたいな話が氾濫していますが、惑わされることなく「手軽にコミュニケーションできるツール」として、出来る範囲で活用していけば良いと思うのです。
- SNSで届いたお礼のメッセージ。
- ある日、ポストを開けたら届いていた、お礼のハガキ。
どちらが印象に残るでしょう?
ネット全盛の今だからこそ、アナログなツールはとても有効に機能すると思うのです。
メールレター、お届けします。
ここまで読んで頂いて、多少なりとも共感いただける方がいらっしゃいましたら、ゼヒ友達になってやって頂けたら嬉しく思います。(来るもの拒まず、去る者追わず・・です。)
と言っても、いきなりメッセージを送るのはやっぱり勇気が要りますよね・・。(^-^;)
もし宜しければ、まずは「どんなヤツだろ?」と様子を見る、という意味で、僕が配信しているメールレターを講読してやっていただけたらと思います。
少し慣れた頃に、感想やメッセージを送ってやっていただけたらありがたいです。m(_ _)m
「ゴキゲンワークス通信」というタイトルで、商売繁盛のヒントになりそうな短いコラムを配信しています。内容は心理学から最新のIT系サービスまでさまざま。忙しい経営者にとって、多少なりとも役立ったらいいな、と願いつつ、不定期でお送りしています。
また、編集後記では近況もチラッとお伝えしていますので、「ちょっと違ったジャンルの商売仲間を増やす」つもりで、登録してやって下さい。
ゴキゲンワークス代表:プロフィール

タイポグラフィーが気に入って買ったTシャツなんですが、自転車乗りではありません・・。
氏名:大西俊介
血液型B型。動物占いはペガサス。
1970年生まれ。愛知県出身。学生時代はITベンチャーでバイトしながら夜間大学へ通い、IT業界およびWebデザインに携わる。30代後半より、自分の得意なことでお客さんに喜んで貰える「商売」の愉しさに目覚め、現在は商売繁盛パートナーとしてアナログ集客とネットマーケティングをミックスしたコンサルティングを展開中。
趣味
- Podcastを聴くこと。
- 読書。特にマーケティング関連のビジネス書か多い。文芸のジャンルで好きな作家は浅田次郎さん。
影響を受けたモノやヒト
- ヒト:中村文昭さん
- ヒト:小阪裕司さん
- 本:7つの習慣
- 本:14歳からの哲学
- 本:自分の小さな「箱」から脱出する方法
- クルマ:Autobianchi A112 ・・・結婚して手放してしまったのが残念(ToT)
好きな言葉
ミッションステートメント
目的
自らが創造する事を楽しみつつ、たくさんの人のお役に立ち、その結果「ありがとう!これからも頑張れよ!」という気持ちのこもった報酬を頂く好循環を追求していきます。そして豊かさを分かち合い、周りの人たちに元気と勇気を与えていきます。
価値観
前を向き、自らが行動しよう。
好奇心を忘れず、創造すること、変化することを楽しみ、自分自身を向上させるため、少しずつ前に進んでいきます。
誠実に。
全ての「真因」は常に自分の中にあることを心得、周りの人にも、自分自身にも誠実に生きていきます。
感謝し、楽しもう。
周りのたくさんのことに感謝し、笑顔、ユーモアを絶やさず、いつも上機嫌でいられるよう心掛けます。
未来のイメージ
2016/10/21