年賀状、惰性で出してません?
久々にバリウム飲んだ大西です。今回はプレーン味でした。
そろそろ年賀状の準備を・・という季節ですが、今回はその年賀状のお話。
良くあるのが、
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謹賀新年旧年中は・・
本年もどうぞ変わらぬ・・
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っていう、
「まぁ、コレにしとくか。」
って感じで、印刷会社のテンプレから選んだだけのもの。
それって、言っちゃ悪いんですが、毎年やってるし、みんなやってるし、取りあえず惰性で・・出してません?
僕は、商売人は哲学者でなくちゃいけない、と思ってます。
哲学というと大げさですが、簡単に言えば「きちんと考える」ということ。
日頃から、「なぜ?」という疑問を持つクセを身につけるべし、です。
年賀状だって、「あれ、毎年なんで年賀状出してるんだろ?」と考えてみれば、
- 去年一年間の感謝の気持ちを伝える
- 新しい一年もどうぞご贔屓によろしく、という挨拶
といったことは簡単に気づけるかと思います。
そこに気づけば、
- どうやって感謝の気持ちを伝えよう?
- 新年早々、喜んで貰うには・・?
- 年賀状でクスッと笑って貰えたらいいなぁ
なんてことに思考が巡っていくはずです。
さらには、
「年賀状は、年賀状じゃなきゃいけないのか?」
という疑問も出てくるかもしれません。
考えてみて下さい。一年で一番郵便物が届く日って、元旦ですよね。
ハガキからしてみれば、1年にたった1度のレッドオーシャンの日。何もわざわざ、その日に送らなくてもいいんじゃないか・・?
そんな発想も出てくるかもしれません。
例えば、欧米ではクリスマスカードというものがあって、
Merry Christmas, and a Happy New Year!
のように、クリスマスと新年のお祝いを兼ねていたりします。
元旦に届く「年賀」の郵便より、クリスマス前に届くクリスマスカードの方が、どう考えても目立ちますよね。
もちろん目立てば良い訳では無いし、年賀状の風習は大切にすべきだとは思いますが、例えば親類や友人には年賀状、仕事関係はクリスマスカード、と分けても良いかもしれません。
ともあれ、きちんと想いを伝えること、伝わる努力をすることが大切だと思うのです。
凝ったデザインよりも、「こんな一年でした~」と書き添えてみるとか、手書きで一筆添えるとかの方が、相手は喜んでくれるのではないでしょうか。
折角の機会、きちんと考えてお客さんを喜ばせてあげてはいかがでしょう。
近況報告
我が家では家族で年賀状を創ります。
年賀状の中に家族全員が写真で登場するんですが、毎年どんなネタにするかが大きな問題・・。
うま年の時には、わざわざメリーゴーラウンドに乗りに遊園地までロケに行ってみたり。
自分が「こんな風にしたら!?」と案を出しても、ほぼ100%却下されるので、キホンは奥さんに丸投げ。
奥さんが企画し、奥さんが写真撮影し、奥さんがPhotoshopでデザインする、と。
で、僕は「んじゃ、今年は○枚印刷頼むわー」と言うだけ番長になっております。