そもそもマーケティングってなんですか?
今回はちょっぴり基本に立ち返ってみたりして。
そもそもマーケティングってなんでしたっけ?というお話です。
商売って、何かのモノやサービスを売ってお金をいただくわけですが、この「売る」という部分を職業にしたのが、いわゆる営業職です。
ところが、営業を担当されいてる方のお仕事内容って、ものすごく範囲が広いんです。
お客さんに商品を渡してお金をいただくことはもちろん、広告宣伝用にパンフレットも作るし、見積もりもするし、果てはお客さんからのクレーム対応まで、随分と忙しいお仕事だと思います。
この一連の仕事の中で、最初の方を切り出したのがマーケティングということになるかと。
マーケティングとは何か?と聞かれたら、いろいろな方がそれぞれ解釈をお持ちだと思うんですが、僕の中での定義としては、
「自分の商品やサービスに興味がある人に、はいっ!と手を挙げてもらうこと」
だと思っています。
例えば、自分の扱っている商品を手に持ちながら、都会の真ん中で道行く人全員に「これ、いかがすかっ!?」「これ、めっちゃおすすめなんですけど、どうすかっ!?」と声をかけまくる・・。
なんてやってみたらどうなるでしょう?多分いくつかは売れると思うんですが、さすがに効率は悪いと思うんです。
なので、「それ、興味あります!」って手を挙げた人をたくさん集めてくる、というところまでが「マーケティング」になります。
連れてきた人は、この時点では単に「興味がある」だけの状態なので、気に入ってもらい本当に買ってもらえるかどうか、いわゆるクロージングの部分が本来の営業の肝になる部分かと思います。
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ところで、マーケティングは大きく2種類のやり方に分かれます。
一つが、先ほどの例でも出てきた「これ、いかがすかっ!?」と自分から動いて相手に伝える、動的なもの。
もう一つは、向こうから声をかけてくれるのを待つ、静的なもの。先の例を使えば、道ゆく人に声はかけず「新商品○○○出ました!△△△な方にオススメです」と書かれた大きな看板を手に持って、待ってるというイメージでしょうか。
最近は、僕の携帯電話にも「大阪のマンション投資いかがすかっ」て電話がかかってきたりして、動的なマーケティングは正直、「もうやめときなよ・・」と言いつつ、肩をポンと叩いてあげたいところです。いまどき、迷惑電話チェックアプリなんかもあって電話に出ない人も増えてるだろうし、ネットにさんざん会社名と共に悪口書かれてるんですけど、多分、経営者は分かっててやってるんだろうなぁ。
さて、じゃあ、どうやって静的なマーケティングで「それ、興味あります!」って手を挙げてもらうか、が重要になってくるわけです。
・・が、これはまた次回に。
今回も下の娘(小6)のお話。
夏休みの自由研究で選んだのが、「ゲームをつくる」というもの。
はやりのScratch(スクラッチ)を使って、ブロック崩しゲームを作ってます。
途中、「他人がつくったのコピペして楽しようとするなーーっ!」なんていう場面もありましたが、なんとなく形にはなったようです。