やっちゃいました・・。チラシの失敗例。
あまり書きたくないお話なんですが、今回はチラシの失敗事例をご紹介。
義理の弟がインド人で、カレー店を経営しているんです。
チラシを作りたいとのことだったので、企画からデザインまで担当させて貰いました。
以前のチラシを見ると、
- 写真 (割とキレイに撮れてる写真)
- 商品名(ランチセット)
- 金額 (780円)
がずらーっと並んでる、というよくあるパターン。
さてさて、どう打ち出すか・・。
まずは、2時間、飲み放題、食べ放題で2,980円というメニューを大きく出したいとのことだったので、パーティーに使って貰おうとキャッチコピーを挿入。
どんな人がお店をやっているのかを知って貰おうと、「何年前に日本にやって来て、家族は・・」と言った自己紹介を追加。
店内にターバンが置いてあって、お客さんがかぶれること、写真を撮ってあげることもあるという話から、「お店にターバンを用意しているのでかぶってみてね」というメッセージも書いてみました。
なかなか良くできたかな?なんて思っていたんですが、結果を聞いてみると、
- 主にポスティングで17,000枚配布
- お店に来たのは、多分10~15人程度
とのコト。
多く見積もって計算しても0.1%切ってるので、うーん、芳しくないなぁ・・。完全なゼロではないし、時間が経ってから来る人も居るので、大失敗という訳ではないかもしれませんが、もう少し反応が欲しいところです。
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この結果を踏まえて考えてみるに・・。
こういう本場カレーのお店って、大抵はお店の外観や看板のデザインで「多分、お店の人は外人さんだろうな」っていうのが分かります。
なので、お客さんは、はなから日本人の細やかなおもてなしを期待しませんし、お店の人にも興味がないのかもしれません。どちらかと言うと、「カレーほんとに美味しいの?」「何か特徴があるの?」という部分に興味があるだけなのかも。
もしそうだとすれば、お店の人の自己紹介ではなく、「どんなカレーなのか?」「他のお店とどう違うのか?」を伝えるべきだったのかもしれません。
結局のトコロは試してみないと分からないので、こうして仮説を立て、テストを繰り返すしかないんですよね。
また折を見て再チャレンジしたいところです。
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・・・と、失敗例を語っておいてナンですが、チラシの内容についても無料で相談をお受けしていますので、「こんな風に作ってみたけれど・・」「どう変えたらいいか」などなど、お気軽にお声がけ頂ければ幸いです。すぐ下の入力フォームからどうぞ。(結果をお知らせ頂ける方、相談後に感想を頂ける方を優先させて頂いています。また、デザイン等の作業を依頼される場合は別途費用が発生しますのでご了承下さい。あ、でも、キレイなチラシより、ご本人が手書きされた方がずっと成果が出ると思いますょ。)