雑記
100ポイントに踊らされた・・行動経済学を実感した瞬間
たまに、こんなメール来ません?
「あなたの保有している100ポイントの有効期限は今月末までです!」
って。
無駄にしてしまうのは勿体ない!、と、そのサイトを開いたが最後、妙に時間のかかるオンラインショッピングが始まるわけで、大抵は、
「うわ、なんでたった100ポイントのために、こんな買い物しちゃったんだろ・・。しかも随分と時間かかっちゃった・・(-_-;)」
と、後味の悪い結果が待ってます。
これ↑つい最近の実体験なんですが、「損失回避性」という人間の性質を、とてもうまく突いているんですよね。
行動経済学に出てくるコトバなのですが、例えば
- 必ず1万円が当たるクジ
- 50%の確率で2万円が当たり、50%の確率でハズレのクジ
のどちらかを選べ、と言われた場合、殆どの人が1を選びます。つまり、「貰えるはずの1万円を失いたくない」という気持ちが強く働く訳です。
最終的に「後味の悪い買い物」になることがあるとすれば、目先の利益の為に、お客さんの感情を少しずつ逆なでしているようなもの。 長期的に考えると、そんな仕組みを導入するべきではない、と理性的には思うんです。
でもねぇ、「たった100円分のポイントの為に、無駄に時間を取られるぞ!」って分かってはいたんです。もう1人の自分が警告を発していたんです。
それなのに・・・つい・・。
どうにも抗うのが難しい、人間の強力な性質のようです。
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