ネット広告はこまめにメンテナンスしないと、無駄なお金がタレ流しになっていくというお話
2017/07/12

今回はネット広告のお話です。特に、PPC広告と呼ばれるもの。
検索キーワードに連動して広告が表示されるアレです。
例えば、ウナギ屋さんが、「いつも頑張ってくれてるお父さんへ!父の日・うな重キャンペーン」を準備して、広告を出すとします。
実店舗に来店してもらうので、自分のお店から半径●Kmのみに広告を出すように設定。
そして、「父の日 うなぎ」で検索された時に、広告が出るように広告を何種類か作ってみます。
目指す成果としては、やはり予約の電話が欲しいところ。
ですので、広告から予約の電話につながった数を計測するように設定しておきます。
あとは、父の日当日まで広告が出るように、終了日をセットして、準備OK。
そして、広告出稿スタートです。
ふぅ、これでひと安心。電話、かかってきますように・・。
さて、ここで安心して放置しておくとどうなるかと言いますと、
「知らない間に、不要なクリックがたくさん発生していて、無駄な広告費が垂れ流しになってた」
なんてことになるのでご注意を。
どういうことかと言いますと、例えば、
「父の日 ランキング」
「父の日 プレゼント 手作り」
「父の日 いつ」
「父の日 2017」
なんてキーワードで検索した人に、自分の広告がクリックされていた(=費用が発生していた)ということが往々にして発生するんです。
これらのキーワードで検索した人が、うなぎ屋さんに来てくれるとは思えませんよね。
それなのに、この人たちが広告をクリックするたびに、(現時点では)数十円の広告費用が発生してしまうわけです。
そこで、日々の調整が必要になってきます。
具体的には、
- 実際にどんなキーワードで検索した人が広告をクリックしたのか?を「キーワード→検索語句」でチェックする。
- 「このキーワードで検索した人は、自分のお客さんになりそうもない」というキーワードを「除外キーワード」として追加する。
という作業が必要になります。
あらかじめ想定されるもの、例えば、
- ランキング
- DIY
- 自作
- 手作り
- 作り方
- テンプレート
- テンプレ
- ひな型
- 激安(値段で勝負したくないとき)
- 格安(値段で勝負したくないとき)
- 相場(値段で勝負したくないとき)
- 比較(値段で勝負したくないとき)
といったものは、事前に除外しておくことも出来ますが、予想外の「そう来たかっ!?」と思うようなキーワードで検索されることも多々ありますので、日々のメンテナンスがどうしても必要になってきます。
(この予想外のキーワードがけっこう楽しかったりもするんですけどね。)
という訳で、ネット広告はスタートしてからの調整が大切です、というお話でした。