ネット広告の事例紹介(結果報告編)
2017/04/11

さて、前回の続きと言うことで、ネット広告の事例紹介。具体的な数字を交えてご紹介してみます。
前回お話した、とあるセミナーへの集客にFacebook広告を使った事例です。
テスト的に試してみた、という状況なので、予算は1万円のみ。期間も約1週間とかなり短めです。
先に結果をお伝えしておきますが、残念ながら、広告から実際の参加申し込みにつながった件数はゼロでした。
とは言え、どれくらい反応があるものなのか?という情報としては参考になるかと思い、お伝えしています。
さてさて、広告を出して3日ほど経った時点で、ある傾向が見られました。
- ある程度クリックもされていて、数値としては悪くない。
- 「興味あり」が5~6程度。割と手応えあり。
- 広告を出す対象をA、B、Cの3パターンに分けたところ、以下のように反応に差が・・。
- A:約5%の人がクリック
- B:約1%の人がクリック
- C:約1%の人がクリック
と、こんな感じで、割と良い感触です。
たたし、A~Cのうち、Aだけがかなり良い反応を得られていたので、さらに1日様子を見てから、BとCは広告をストップ。
その分の予算をAに振り替えました。
ネット広告の場合、途中でこういった調整が効くのが利点です。
ですが、逆に言えば、出しっぱなしでメンテナンスをしないと、効果の薄い広告を出し続けてしまうことになりますのでご注意を。
最終的には、
- 広告をクリックしてくれた割合 : 3.53%
- 広告をシェアしてくれた : 4
- 広告主のFacebookページにいいね: 5
- 申し込みページを見に行った : 2
- 「興味あり」クリック :13
という結果となりました。
また、ご依頼いただいた方からのご報告では、
「今回は都合が合わず参加できないけれど、次回はぜひ参加したい」
というメッセージを頂いた、とのこと。
これらの結果を踏まえると、恐らくもう少し予算があれば、参加申し込みにつながったのでは無いかと思います。
1件でも広告のゴール(参加申込み)までたどりつけば、逆算して
「広告費を1万円かければ、参加者を1名増やせるのか・・」
といった予測が可能になります。
今回のように結果がゼロだと、逆算が出来ず見通しが立てられないので、まずはゼロ→1の壁を超える必要がある、ということになります。
なにごとも、ゼロを1にするのが一番大変だなぁ、と思う今日この頃でした。