商売繁盛に効く、暑中見舞い2016年版テンプレート(ひな型)つくりました
2017/07/11
販促のイベントとして、「○周年記念」や「○○の日キャンペーン」なんていうのが良くありますよね。
日本の風習としてゼヒ利用たいのが、暑中見舞い。
昨シーズンの発行数を見ると、お年玉くじ付き年賀状が約32億枚。これに対して、かもめ~るが約2.7億枚。
参考:日本郵便株式会社プレスリリース
2016年用年賀葉書の総発行枚数
2015年用かもめ~るの総発行枚数
ざっくりとした計算になりますが、年賀状を出す人100人に対し、暑中見舞いを出す人は8人しかいません。
・・・と言うことは、それだけきちんと読んで貰えて、記憶に残る可能性も高いと言うコト。利用しない手はありませんっ。
が、なぜか届くのはこんな感じのばっかり。
- 「夏のセール!」と称して売り込んでるだけ。
- キレイにデザインされたもの。新聞の折り込みチラシがハガキに変わっただけ。
- 「会社に言われて仕方なく出してます・・」感がヒシヒシと伝わってくるもの。(なぜか自動車ディーラーさんに多い)
結局、「あなたのお役に立ちたいんです」「喜んで貰いたいんです」という気持ちが無ければ、何を出しても同じなんですよね。
と言う訳で、すぐにトライできるように、暑中見舞いテンプレート(ひな型)をつくってみました。
今回は、ある程度情報が掲載出来るように、白いスペースが多めに取ってあります。
このスペースをどう使うかは自由ですが、サンプルとしてゴキゲンワークスの事例を掲載してみます。
●左側
オススメは「商品やサービスに関連する、夏ならではの記事」を書くこと。例えば「夏は湿度が高いから○○の保存には気をつけて」とか、「夏のお肌対策にこんなグッズがあるんです」とか。
プロの立場から、「この季節、大切なお客さんに、これだけは伝えておきたい」と思う記事が書ければベストです。
ゴキゲンワークスの場合は、販促や売上アップのサポートがメインなので、「がんばれニッパチ」と題して8月の売上減対策のお話を書いてみました。
●右側
簡単な自己開示があると、親近感が湧いてお客さんとの距離が近くなりますので、忘れずに書いて下さい。ネタが思いつかない・・という時は「木戸に立てかけし衣食住」です。営業さんが話題に困った時に思い出すフレーズなんですが、
き:気候や季節
ど:道楽(趣味)
に:ニュース
た:旅
て:天気
か:家族
け:健康
し:仕事
衣:ファッション
食:食べ物
住:住まい
と一つずつ考えていけば、何かしらネタを思いつくでしょう。
例えば、我が家の夏の予定や、夏の思い出などを書き込めばきっとすぐに埋まってしまうはずです。
と、まぁこんな感じで活用して頂けたら嬉しいです。
年賀状のように、たくさんドバッと出さなきゃいけない・・と思うと憂鬱になりますので、「取りあえず、上得意さま8名だけ・・」ぐらいの心構えで実行に移して頂ければと思います。
テンプレートのダウンロードはこちらからどうぞ。(ハガキの下半分は真っ白になっています。ご自身のメッセージをご自由に記入してやって下さいませ。)

商売繁盛に効く、暑中見舞い2016年版テンプレート(ひな型)タイトルあり

商売繁盛に効く、暑中見舞い2016年版テンプレート(ひな型)タイトルなし

商売繁盛に効く、暑中見舞い2016年版テンプレート(ひな型)全面写真バージョン
片面は全面写真で済ませたいっ、という方のために用意しましたが、裏側(宛名面)にメッセージを書くなど工夫を凝らしてお送り下さい。
(これだけ送っても、きっと「ふーん・・」で終わって切手代の無駄に終わる可能性が高いです。)
とは言え、何を書こう・・とお悩みの方へ。
「売り込んじゃダメ」って言われると、何を書けばいいのか・・?とお悩みの方は、ぜひお気軽にお声がけ下さい。暑中見舞いの内容に限らず、「お客さんを増やしたい」「こんなチラシ書いてみたけど、どう?」など、商売をされている方がどんな課題をお持ちなのか、教えてやって頂けたら嬉しく思います。
こちらからメッセージを頂ければ幸いです。
ところで、なぜ暑中見舞いを出した方が良いの?
暑中見舞いにしろ、チラシにしろDMにしろ、「思いつき」で出しても効果は一瞬です。
お仕事の全体像をイメージした上で、「何のために?」を意識しつつ行動しないと、行き当たりばったりになってしまいます。
まずは、ご自身の商売を俯瞰(ふかん)して、流れを設計することが大切だと思うのです。
こちらを↓ご覧頂くと、「暑中見舞いを出す」という行為が、どんな役割を果たすのかがお分かり頂けます。